ANDの才能

「ビジョナリーカンパニー」を読んだ。

ジム・コリンズ (著), ジェリー・ ポラス (著), 山岡 洋一 (翻訳)】

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 内容は、衰退する企業と、輝き続けるビジョナリー・カンパニーの違い。そこには、ビジョナリー・カンパニーが時代を超える生存の法則として、次の8つを描き出していました。

【ビジョナリー・カンパニーの8つの生存の法則】
(1)製品ではなく企業そのものが究極の作品と考える
(2)現実的な理想主義
(3)基本理念を維持し、進歩を促す
(4)社運を賭けた大胆な目標
(5)カルトのような文化
(6)大量のものを試して、うまくいったものを残す
(7)生え抜きの経営陣
(8)決して満足しない

 ただ、これらのことよりも、私は以下の部分が一番心に残っている。

 

「ORの圧力」と「ANDの才能」

「ビジョナリー・カンパニーは、「ORの抑圧」で自分の首をしめるようなことはしない。「ORの抑圧」とは、手に入れられるのは AかBのどちらかで、両方を手に入れる ことはできないという、 いってみれば 理性的な考え方である。しかし、ビジョナリー・カンパニーは、安定か前進か、集団としての文化か個人の自主性か、生え抜きの経営陣か根本的な変化か、保守的なやり方か社運を賭けた大胆な目標か、利益の追求か価値観と目的の尊重か、といった二者択一を拒否する 。そして、「ANDの才能」を大切 にする。これは逆説的な考え方で、AとBの両方を同時に追求できる とする考え方で ある。」

これは、ここ数年、私自身が行ってきている考え方であった。例えばA、B 2つの考え方があったとき、A派の人はBを否定し、B派の人はAを否定することが多い。これが「ORの抑圧」である。反対にA派の人がBの良いところを見て、B派の人がAの良いところを見る。そして、より両方の良いところを追求していく。これが「ANDの才能」の考え方である。この考え方が習慣化すると、常に相手の(考えの)良いところを見るようになり、また、常識を疑うようになる。

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ブログ開設!!

2020年3月バスケットボールのコーチとして、新たな試みでブログをはじめました。ただ、最初の記事は現在の世界、日本の状況について考えてみました。

新型コロナウイルスの関係で様々なことが”いつも”と変わっています。私の周りでも”いつも”あったことがなくなっています。でも、世界を見れば医療崩壊や外出禁止などになっています。

https://www.facebook.com/shimohata/videos/3110366798974186/

岐阜大学大学院 医学系研究科 脳神経内科学分野 教授 下畑 亨良 氏のFacebookより

 

https://www.facebook.com/shoko.koyanagi.94/posts/1455049837990315

「日本でもロックダウン処置があり得るかもしれないとの発言を拝見しましたが、驚くのはそれに対する批判の声の多さ。
桜はそんなに大事ですか?卒業式はそんなに大事ですか?

(中略)

ロックダウン処置をする理由は、これをなんとしてでも避けないといけないからです。
なんとしてでもその波が来るのを遅くし、ベッド数を増やす処理をすること(例:軍の簡易施設)、波を小さくするためにとにかく感染者を減らすこと。

私やあなたが感染するのを防ぐのではなくて、私やあなたみたいな、かかってもおそらく死なないだろうが、そこらじゅうにウイルスを撒いてしまう人を減らすことなのです。

戦争なのです。」

注:ロックダウンとは「都市封鎖」具体的には「対象エリアの住民の活動を制限する」「外出禁止」などです。

イタリア在住 小柳 晶子さんのFacebookより

 

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